2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
1980-08-25 第28回王座戦本戦準決勝「米長邦雄棋聖」vs「大山康晴王将」 大山康晴王将が三間飛車を積極的にさばいた一局だった。 △三間飛車に▲玉頭位取りだが、1図では3筋4筋の歩を突いた先手の駒組みが遅れてる。 スキありと見た後手は、平凡な駒組み合戦…
1989-08-25第02期竜王戦本戦トーナメント準決勝 「羽生善治五段」vs「大山康晴十五世名人」 羽生善治五段と大山十五世名人が竜王をめざす大一番で、双方力を発揮した名局だった。 △四間飛車▲棒銀の定跡形が出現し、そのあとどうなるのか興味深い将棋だった。…
1989-08-25第02期竜王戦本戦トーナメント準決勝「羽生善治五段」vs「大山康晴十五世名人」 羽生善治五段と大山十五世名人の大一番は、△四間飛車▲棒銀の定跡形の好勝負となった。 1図△5四銀打とがっちり打って、大山名人は充分と見ていただろう。 先手さば…
1989-08-25第02期竜王戦本戦トーナメント準決勝 「羽生善治五段」vs「大山康晴十五世名人」 羽生善治五段はこの大一番、終盤で発見し難い妙手を指して大山十五世名人を破った。 1図は7五の桂馬を▲8三桂成△同銀と進行したところ。寄せが見えにくいが、先手…
2013年08月25日第63回NHK杯2回戦第3局 中村太地 六段vs高橋道雄 九段 棋譜 高橋道雄九段が先攻したあと、攻守に良い手が見られた一局だった。 横歩取り△中原囲いの将棋で、高橋九段が桂馬を跳ねて強行した。 1図は終盤で、7五の歩を▲7四歩と伸ばしたとこ…
1930/08/25第2回日本選手権争奪戦(讀賣新聞)*「木村義雄八段」vs「金易二郎八段」 木村義雄八段が常識に挑戦した昭和5年の一局から。 横歩取りだが、後手が1図△2三歩と打つ△2三歩型横歩取り。 1図は今ではみんなこの一手。 △2三歩▲3四飛△8八角成▲…
1943-08-20第4期昭和番附編成将棋決勝(朝日新聞) 「升田幸三六段」vs「木村義雄名人」 犬猿の仲、升田幸三六段と木村義雄名人の対決。 なんの変哲もない出だしの1図、升田六段の次の手が木村名人を怒らせた。 升田六段に挑発する狙いがあったかわからない…
1985-08-20第26期王位戦七番勝負第4局「高橋道雄六段」vs「加藤一二三王位」 高橋道雄六段がリターンマッチで王位を奪回した一局で、矢倉らしい攻めが見られた。 矢倉▲4六銀戦法に△6二飛とまわった将棋。 1図は△6八歩といやらしいタレ歩がきたところ。長…
1986-08-20第27期王位戦七番勝負第4局 「米長邦雄十段」vs「高橋道雄王位」 高橋道雄王位防衛の棋譜から。 矢倉▲4六銀戦法△7三銀型の将棋。 1図は▲5五歩と突いたところ。ここから後手の角の活用が印象的だった。 △7六歩▲同金△6四桂▲7七金△9五角 高橋…
2013年8月15日 第26期竜王戦挑戦者決定三番勝負 第1局 郷田真隆九段 対 森内俊之名人 郷田真隆九段の相掛かり▲3六銀戦法。 △1三角と銀取りにのぞいたところ。先手の次の手が印象的だった。 ▲7九角 郷田、引き角の構想 私ごときだと、形とばかり4六歩…
1948-08-12~18第03期順位戦A級「木村義雄前名人」vs「丸田祐三八段」 角換り腰掛銀で、双方玉を囲い合う先後同型から▲7五歩の突き捨てを入れて仕掛ける「木村定跡」の将棋。 △3六歩▲4七金のあと5四の銀を△4三銀と引いたところ。 先手は巧みに攻めを継続…
2013年8月8日~9日第54期王位戦七番勝負第4局 行方尚史八段 対 羽生善治王位 棋譜 横歩取り△5二玉・5一金型の将棋。 角交換、飛車交換の激しい将棋になり、▲8一飛と厳しそうな打ち込みが来たところ。 後手は恐い形だが踏み込んだ。 △7五香▲4一角△5…
1981-08-05第31期王将戦二次予選 「田中寅彦五段」vs「谷川浩司七段」 △四間飛車▲居飛車穴熊で△1三角とのぞいた将棋。 図の△4四飛は、3五歩~3四飛をめざしたものだろう。 先手田中寅彦五段のアナグマは未完成だが・・・。 ▲1五歩△同歩▲同香△5七角成▲…
1983/08/04第42期棋聖戦五番勝負第5局*「森安秀光八段」vs「中原 誠十段」 ▲四間飛車△居飛車穴熊の戦い。 図は△9五歩と突っかけてきたところ。 先手森安秀光陣はバラバラで大苦戦だが、ここから頑張る。 ▲3八銀△9六歩▲9八歩△8六飛▲8八歩 だるま流の物…
1984/08/03第23期十段戦リーグ05回戦 「福崎文吾七段」vs「谷川浩司名人」 福崎文吾七段の将棋で、谷川浩司名人の自戦記で有名になった一局。▲向い飛車で穴熊。1図は▲7七歩に7六の飛車が△8六飛と寄った局面。先手は3四の飛車を軸にどう攻めるのかと思っ…