2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1971-01-30第25期順位戦A級*「二上達也八段」vs「升田幸三九段」 △坂田流向飛車の将棋。後手の手が難しい局面。 △2六金▲2七歩 △2五金 ▲3七桂 △1六歩 升田、意表の攻め △2六金で▲2七歩と打たせるのは気持ちいいようだが▲3七桂が金当たり。 だがそこで…
1983-01-24 第31期王座戦二次予選 「大内延介八段」vs「花村元司九段」 棋譜 大内先生が▲矢倉中飛車模様から▲4五歩と仕掛けた将棋。花村先生が早々から銀桂交換の駒損となり、「これでいいのか」と思わせた。 後手はどこから攻めてゆくか。 △7四歩▲同銀△8…
2012/01/08第61期王将戦第1局 ▲佐藤康光九段 対 ▽久保利明王将 ゴキゲン中飛車に▲4六銀戦法。角交換から△7二玉と寄ったところ。 先手の次の手に「おっ!」。 ▲5七玉 佐藤の危ない手 飛び出し危険の玉さばき ▲5七玉! 考えるかもしれないけど指せない手。…
1985-01-07第23期十段戦七番勝負第7局 「中原 誠十段」vs「米長邦雄棋聖」棋譜 米長邦雄四冠達成の名局から。△米長矢倉から△6五歩早仕掛けの将棋。 1図、後手歩切れだが金桂交換の駒得。後手のここ数手が印象に残る。 △8六歩▲同歩△1四歩▲4五銀△4三金打…
1978(昭和53)-01-07第03期棋王戦本戦勝者組決勝*「中原 誠名人」vs「桐山清澄八段」 向飛車から飛車交換になった。後手は△5八歩とたらして、と金攻め。 先手に意外な手が・・・。 ▲5五飛 中原、妙手で大勢を制す ▲5五飛と天王山に打ったのが妙手。 よく…
1981-01-06 第39期順位戦A級07回戦「加藤一二三十段」vs「大山康晴王将」 大山康晴十五世名人はチャンスあらば積極的だった。 △四間飛車に▲引き角から棒銀の将棋。 1図となり、後手は平凡な駒組みをしなかった。 △6五歩▲同歩△7三角▲2七飛△5五歩▲2四歩△…