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将棋プロ棋士ハイライト局面ブログ|名手絶妙手鬼手奇手好手

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将棋局面|中原誠 vs 谷川浩司 1990-05-08 名人戦 3局|創造力豊かな中原十六世名人

1990/05/08第48期名人戦七番勝負第3局*「中原 誠棋聖」vs「谷川浩司名人」棋譜

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中原誠十六世名人の将棋は、晩年激しさを増していった。名人戦を何度も戦った谷川対策だったのだろうか。平成2年の名人戦でとんでもない戦法を見た。

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▲5六飛 

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創造力豊かな中原十六世名人

序盤早々に▲5六飛! 名人戦という大舞台でみた珍戦法であった。

ねらいは数手進んだ3図▲4五桂の攻めだった。「桂馬使いの名人」といわれるが何とも大胆な桂跳ね。

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だがさすがに単純過ぎたようで、3図で7一角を消して△9二飛が面白い受けで、その後は後手が良くなった。しかし勝負は先手中原勝ち。

中原十六世名人は創造力豊かだった。本局のような攻めはごく初級者のときに考えるものではなかろうか。こういった素人的発想を取り入れるところが面白かった。

この中原流▲5六飛戦法は姿を消したが、このような手法はのちに横歩取りの分野に生かされたように思う。