読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

将棋プロ棋士ハイライト局面ブログ|名手絶妙手鬼手奇手好手

竜王名人王将王位棋聖王座棋王NHK杯順位戦ほかプロ棋戦の名局好局熱戦棋譜を局面図で振り返るスマホで見やすいブログ

将棋局面|桜井昇vs伊藤果1982-02-15NHK杯準決勝|伊藤が大逆転でNHK杯決勝へ

02月対局 B{あいうえお}棋士

 1982-02-15第31回NHK杯戦準決勝第1局

「桜井 昇六段」vs「伊藤 果五段」 棋譜

f:id:shogifan:20150527184805g:plain

伊藤果五段がNHK杯決勝進出を決めた将棋だが、ずっと劣勢からの大逆転勝ちだった。 △四間飛車穴熊に▲角頭玉の変形だった。先手がうまく攻めて勝勢だったが、 1図の少し前に桜井六段が勝ちを逃した。先手堅陣に見えたが、後手から寄せがあった。 

 f:id:shogifan:20160226043257j:plain

△9六桂▲同香△9九銀(2図)▲同玉△9七銀 まで後手の勝ち

f:id:shogifan:20150527184832g:plain

あっという間の受けなし 伊藤が大逆転でNHK杯決勝へ

当時テレビで見ていて、桜井先生が勝ちを逃したことは解説でわかった。 それでも、1図からすぐに終わるとは思わなかった。 △9六桂から△9九銀が必殺の寄せ。この局面はまさに私にとってハイライト局面で、強く心に残った。 2図以下、▲同玉△9七銀で終局となった。典型的な必至がかかった。 あっという間のできごとで当時テレビの前で唖然とした。 どちらが勝っても予想外の決勝進出だったが、伊藤果先生が勝った。

伊藤果先生は、若手時代に「風車戦法」を駆使して目立った活躍をした。 この年度のNHK杯は番狂わせが多く面白かった。 本局は勝った方が決勝進出という大一番で、注目したのを覚えている。