1979-11-30第28回王座戦二次予選「谷川浩司五段」vs「森安秀光七段」
谷川浩司五段時代の棋譜から。△四間飛車に左美濃▲4六銀で仕掛けた将棋。先手の次の一手と三手先に感嘆。
▲3七飛△4四角▲6六歩
左美濃での面白い飛車の引き場所
▲3七飛と引いたのが面白い手。 舟囲いでは3六飛が定跡だが、左美濃だから成立するのだろう。 ▲6六歩の感触がいい。 「大駒は近づけて受けよ」の軽い受けで、先手ペースの感じ。後手は薄さが目立つ。
谷川森安戦は、同じ関西ということもあって数多かったように思う。 谷川浩司先生の振飛車退治が見事だったという印象が強い。