将棋局面|中村太地vs郷田真隆2013-07-22王座戦挑決戦|中村が王座挑戦へ
2013年7月22日 第61期王座戦挑戦者決定戦
角換り腰掛銀の将棋。 △9五歩と攻めてきたところ。ここからすごい殴り合いがはじまる。
▲1五香△1四歩▲6五歩△5五角▲7一角
理解困難の中盤戦 中村が王座挑戦へ
私には理解困難の中盤戦だった。△9五歩を取りそうなものだが、取ると受け身になるのを嫌ったか。 実戦は▲1五香から▲6五歩と角取り。
△5五角!が強手。▲7一角!もまたまた強手だった。 このあたり、一体何が起こっているのか? どうしてこの順なのか?解説を読んでもなかなか解釈が難しい。
本局は中村太地六段が勝って、羽生王座に挑戦することになった。昨年の棋聖戦に次ぐ羽生さんへの再挑戦だ。 中村六段は、背が高くマスクが良い。ずっと第一線で活躍する風格十分である。