1958-07-08第17期名人戦七番勝負第7局
「大山康晴王将」vs「升田幸三名人」 棋譜
矢倉戦。▲四手角△6四角型という当時らしい古風な駒組み。 後手の升田先生に自慢の一手がでる。
△4四銀
自慢の名手△4四銀 升田生涯最高の名局で名人防衛
升田幸三先生が生涯最高の一局という将棋。 これが升田先生自慢の一手で、名手であった。4五歩なら3三銀と戻って先手動きずらい。
△4四銀は相手の動きを封じる手で、先手困った。それでも大山先生は、▲6八金寄から最善を尽くして熱戦となった。
大山先生の肉薄はすごかったが、升田名人が完璧に指して会心の勝利となった。