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将棋局面|花村元司vs中原誠1972-12-24NHK杯|花村の有名な鬼手

1972/12/24第22回NHK杯戦1回戦第8局

花村元司八段」vs「中原 誠名人」 

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花村元司九段の鬼手がでた有名な一局。 ▲角換わり棒銀で、△5四角▲3八角と打ち合う定跡形からの進行。1図で飛車を引けばふつうだったが、次の一手はまさに花村流。

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▲8三銀

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花村の有名な鬼手

▲8三銀という鬼手が出た2図は、棋書で何度も紹介されて有名な局面。 NHKのテレビ将棋、後手が中原誠名人、角換わり棒銀の定跡形、ということでインパクトが強かったのだろう。 ▲8三銀に同飛は2二飛成。2五桂は、8二銀不成、同銀、3一飛で、いずれも後手ひどい。

ただし、飛車を横に逃げて、一発KOというわけではなかった。 2図以下、△1二飛と逃げ、▲8五飛△8四歩▲5五飛△2二飛▲7四銀成△同銀▲同角△2八飛成▲7九王△5二金▲8三角成とすすんで長期戦になった。

記憶があいまいだが、2図で△6二飛と逃げれば後手悪くなかったと、どこかの棋書に書かれていたような・・・。

本譜はそのあと、飛車角交換になり、先手は二枚馬を自陣に引きつける展開になった。 鬼手ののちに一転して手厚い指しまわし、というのが面白かった。 先手花村勝ち。内容も素晴らしく、花村九段の代表局といえる。