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将棋局面|加藤一二三vs板谷進1981-10-15棋王戦|板谷のうまい攻め

 1981-10-15第07期棋王戦本戦4回戦「加藤一二三九段」vs「板谷 進八段」

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板谷進八段が駒をきれいにさばいた将棋だった。 矢倉戦で▲スズメ刺し△しゃがみ矢倉で棒銀。後手が端を破り優勢に。1図から後手は手駒を生かしうまく攻めた。 

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△5五歩▲同金△4三桂▲5六金△5一香

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板谷のうまい攻め

△5五歩から桂馬を打って、△5一香がうまい攻め。 「下段の香車に力あり」で、次に5四香がまことに味が良い。 われら素人だと、たいがいは5五香と打ってしまいそう。 2図で、6六銀は8六飛と走られるし、どうしようもない。 ▲9三角成としたが構わず△5四香と走って後手優勢となった。 さかのぼると、飛車にひもをつけて△7一角がうまい引き場所だった。後手快勝となった。

板谷進さんは重厚な棋風だった。A級や棋戦の本戦で活躍された。棋王戦は特に相性が良かったようだ。 若くして他界されたのを覚えていたので享年を調べると、何と47歳ではないか。 体格よく、非常に棋士らしい貫禄があり、とてもそんなに若く見えなかった。