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将棋プロ棋士ハイライト局面ブログ|名手絶妙手鬼手奇手好手

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将棋局面|高橋道雄vs加藤一二三1985-08-20王位戦4局|高橋が王位奪回

1985-08-20第26期王位戦七番勝負第4局「高橋道雄六段」vs「加藤一二三王位」 

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高橋道雄六段がリターンマッチで王位を奪回した一局で、矢倉らしい攻めが見られた。 矢倉▲4六銀戦法に△6二飛とまわった将棋。 1図は△6八歩といやらしいタレ歩がきたところ。長手順にわたり、先手の手は矢倉らしかった。 

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▲6三歩△同飛▲1四歩△同歩▲1三歩△6九歩成▲1四飛△7九と▲1二歩成△3一玉▲7九金 

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角損の攻め 高橋が王位奪回

▲6三歩を利かし、端に手をつける。△6九歩成の角取りにかまわず▲1四飛が好手。 と金を作らせ角を取らすのが矢倉らしかった。△3一玉にいったん▲7九金と手を戻す。 先手は角損という大きな駒損だが、端を破っている。

「角損だが先手が優勢」という矢倉戦らしいわかれとなった。 終始うまく指した高橋六段が勝って王位を奪い返した。

高橋道雄先生は、五段でタイトルを獲得して衝撃を与えた。ところが翌年に加藤一二三九段に3-4で敗れ奪われてしまう。しかしまた次の年パワーアップして挑戦者となり、4-0で勝ち。大きく成長したのがわかった。