将棋局面|広瀬章人vs瀬川晶司2013‐07‐21NHK杯|広瀬の見事な・・・
2013年07月21日第63回NHK杯1回戦第16局
角換り腰掛銀で△6五歩型の将棋。 どちらがいいのかわからない将棋だった。 図で、後手玉が寄るかだが、先手の手は私には全く見えなかった。
▲4四飛
上から飛車 広瀬の見事な即詰み
私は4一飛でも6二飛でも詰まなくて、どうするのかと考えていた。 2図の▲4四飛を見て「あっ」と驚いた。なるほど、4三歩なら4一角成!で詰む。この▲4四飛は見えづらい。
実戦は、△3一玉▲4一角成△2二玉▲4二飛成△1三玉▲3一馬△2四玉▲3六桂で投了となった。最後の桂馬もぴったり。 広瀬章人七段は1図の前から長手数の見事な即詰みを見せたのだった。解説の飯島栄治七段も感心していた。