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将棋局面|米長邦雄 vs 大内延介 1974-07-19 王座戦|定跡になった米長の好手

07月対局 A07米長邦雄.永世棋聖.四冠.名人

1974/07/19第22回王座戦本戦2回戦*「米長邦雄八段」vs「大内延介八段」

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居飛車の正当な美濃囲いは昔よく指された。双方美しい陣形である。▲5五歩と突いて△5二飛と受けた局面。好手があった。 

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▲7五歩△同 歩▲5四歩△同 銀▲5五歩△7六歩▲8八角 

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定跡になった米長の好手

 △5二飛は手筋の受け。5四歩、同銀、5五歩だと瞬間銀が死ぬが、6六角の斬り返しがあり、同角、5五銀で後手優勢となる。

ところが1図で▲7五歩が好手だった。角頭の歩で、突き返しがくるだけに浮かびづらい。

2図までの進行となり、ここで6六角ならば、同飛、5五銀、7六飛が先手米長の読み筋。これは先手調子が良い。なるほどと感心する変化である。

実戦は2図以下、△8六歩、5四歩、8七歩成、5五銀、7七歩成、同 桂、5六歩、 6四歩とすごい攻め合いになった。先手に分があり、米長勝ち。

▲7五歩は当時の新手だろう。定跡になった好手だった。

米長永世棋聖はよく振飛車を指していたことがあり、会心譜を何度か見たことがある。