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将棋局面|天野宗歩vs八代伊藤宗印1856-11-17御城将棋|その2 天野宗歩お城将棋を制す

1856-11-17御城将棋

「天野宗歩七段」vs「八代伊藤宗印七段」

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その1のつづきで終盤。

先手天野宗歩が手筋の寄せを見せる。

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 ▲2四歩△同歩▲2五歩

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 天野宗歩お城将棋を制す

▲2四歩から▲2五歩のツギ歩が手筋の寄せで好手。同歩は2四歩が痛い。

2図以下△3三角と攻防に打ったが▲5五歩と受けておき、のちに▲4五銀と打って玉頭から寄せて先手天野宗歩が勝った。

中盤で打った「遠見の角」▲1八角は馬となり大活躍をした。

本局は御城将棋史上の名局といわれる。宗歩数え41歳の年の対局。