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将棋局面|田丸昇vs羽生善治1990-01-19棋王戦敗復決勝|田丸が羽生を破り棋王挑戦決定戦へ

1990-01-19第15期棋王戦本戦敗者復活戦決勝*「田丸 昇七段」vs「羽生善治竜王」 

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田丸昇七段が棋王挑戦者決定戦進出を決めた本局は、その個性と実力を見ることができた。 相掛り▲4六銀戦法だったが、見たことのない変化になった。 1図は4一の玉を△3一玉と寄ったところだが、これを見た先手の動きが機敏だった。  

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▲1五歩△同 歩▲2六飛 

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田丸が羽生竜王を破り棋王挑戦決定戦へ

端歩を突き捨てて、飛車を回ったのが機敏だった。次に2四飛から2三歩がひどい。 2図以下△4一玉と戻ったが、これでは1図の△3一玉と寄ったのが悪手だったようだ。 それでも▲2四飛△同 歩▲2三銀打と攻めて先手優勢となった。田丸昇七段は勝って挑戦者決定戦に進出した。 本局は田丸さんらしい個性的な指しまわしがみられ、うまく機を捉えて強敵羽生竜王を破った。 それまでの集大成のような将棋だった。

だが棋王への挑戦者決定戦で待ち構えているのは66歳の大山康晴先生だった。 田丸さんにすれば大きなチャンスであったが、その一番は大山先生の完勝となり、タイトル戦登場は幻に終わった。