将棋局面|桜井昇vs谷川浩司1982-01-18NHK杯|桜井が谷川を下し準決勝へ
1982-01-18第31回NHK杯戦4回戦第1局*「桜井 昇六段」vs「谷川浩司七段」
桜井昇六段の攻めが印象に残った一局。後手が角換りを避けて雁木に組んだ将棋。1図から先手の攻め駒が増えるのが面白かった。
▲3四歩△5一王▲3三歩成△5四銀▲3二と右△3七馬▲3四桂
マムシ攻め 桜井が谷川を下し準決勝へ
私ごときはついつい3三と、と寄ってしまいそう。それだと5四銀とかわされて面白くないようだ。 ▲3四歩のタラシが好手だった。同銀なら今度こそ3三とだろう。
2図へと進行。と金二枚に、桂馬も足した。以下はと金、成桂のマムシ攻めとなった。 これには天才谷川七段もなす術なく先手勝ちとなった。
桜井昇先生はときたま上位棋士に一泡吹かすことがあって面白かった。