読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

将棋プロ棋士ハイライト局面ブログ|名手絶妙手鬼手奇手好手

竜王名人王将王位棋聖王座棋王NHK杯順位戦ほかプロ棋戦の名局好局熱戦棋譜を局面図で振り返るスマホで見やすいブログ

将棋局面|渡辺明vs佐藤康光2007-12-12竜王戦6局|見るからに好手の・・・ 渡辺が竜王戦史上初の4連覇

A05渡辺明.永世竜王 12月対局

2007年12月12・13日竜王戦七番勝負第6局 

▲渡辺 明竜王 - △佐藤 康光二冠  棋譜

2007-12-12c_20131227065946fcf.png

渡辺明竜王が4連覇を達成した一局は、力戦でも渡辺強しを印象付けた。 後手佐藤二冠が2手目△3二金で挑発。先後共に中飛車という非常に珍しい相振飛車の力戦になった。 1図は終盤で後手玉は広そうだが、先手の次の一手でいっぺんに狭く見えた。

f:id:shogifan:20160302222356j:plain 

▲3七桂

2007-12-12d.png

見るからに好手の桂跳ね 渡辺が竜王戦史上初の4連覇

先手は小駒だけの攻め。後手玉は裸だが、砂漠のように広く見える。 玉が堅くて安定しているので先手良しだろうが、勝つまでは大変に見えた。

2図の▲3七桂跳ねが遊び駒の活用の好手だった。一手進めただけで、一気に後手玉が狭くなった気がする。見るからに好手と感じた。 渡辺竜王としては読み筋だっただろう。その後きれいに寄せて勝った。

序盤から振り返ると、2手目△3二金から見たことのない相中飛車の力戦に誘導されたが、渡辺竜王は強かった。 駒組みに明るく、力戦でもむしろ優位に立っていた。

渡辺さんは前年に次ぐ佐藤康光さんの連続挑戦を退けた。これはすごかった。 竜王戦の連覇は、これまで藤井猛九段の3連覇が最高だったが、渡辺さんが防衛して4連覇を達成した。