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将棋局面|大山康晴vs内藤國雄1979-11-29A級順位戦|大山流が出た

A02大山康晴.十五世名人.五冠独占 11月対局

1979-11-29第38期順位戦A級05回戦

大山康晴十五世名人」vs「内藤國雄九段」 

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大山康晴十五世名人の「らしさ」がでた棋譜だった。 △石田流で角交換になるが穴熊に組んだ変わった将棋。 1図は5四の桂馬が△4六桂と跳ねてきたところ。ここから数手が“大山流”だった。 

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▲4四と△6二銀▲4五と△5一銀▲4六と△1九飛成▲3六角 

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大山流が出た と金を引く、引く、引く

△4六桂跳ねが7二の金に馬を利かしている。なので6一飛成は、5八桂成で危ないようだ。 ▲4四とと引くのが好手だった。 同馬なら先手陣への馬のニラミなくなり、6一飛成が金取りになるので勝ちになる。 後手は先手の飛車を取って頑張るが、先手はと金を連続で引いて馬も桂馬も取ってしまった。

2図▲3六角は攻防に利くなんとも味のいい好手。連続のと金引きから角打ちはまさに大山流だった。 2図となっては何とも手厚い構えになった。 このしばらくあと、先手は▲4七とと引いて「三段と金」が出現する。角とと金は堅いブロックとなった。 後手にとって先手玉は遠く、先手快勝となった。