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将棋|米長邦雄vs島朗1988-10-25竜王戦2局|島の強攻

1988-10-25第01期竜王戦七番勝負第2局「米長邦雄九段」vs「島  朗六段」 

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島さんが初代竜王となったタイトル戦から。 ▲米長矢倉で5筋に飛車をまわる趣向。1図は▲5五歩と合わせたところだが、後手玉が先手玉よりだいぶ堅い。 後手は玉形で優位に立つので、思い切った攻めに出た。

 

△7三桂▲5四歩△8六歩▲同歩△同角 

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島の強攻

桂馬を跳ねて、5筋は取り込ませて攻めるのが好着想だった。 5七歩が効く。2図で8七歩なら6八角成と斬るのだろう。 実戦は2図で▲5五角と出たが、やはり△6八角成と斬り、▲同金△5七歩▲2八飛△8七飛成と進行。 先手の6八金・5八飛の形を見事にとがめた強攻だった。 その後竜は自陣に引くことになったが、うまく攻めて島六段が勝った。

本局は初代竜王を決める七番勝負。島さんは、タイトル戦線では同じ「55年組」の高橋、中村、南、塚田らに少し遅れをとった。 だが、新棋戦の竜王戦で大きなチャンスがめぐってきた。