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将棋|大内延介vs中原誠1979-10-01王座戦2局|中原が得意にした銀冠からの穴熊退治

A03中原誠.十六世名人.五冠

1979-10-01 第27回王座戦三番勝負第2局「大内延介八段」vs「中原 誠名人」 棋譜 

1979-10-01a.png

中原誠名人の穴熊退治の駒組みが巧みな一局だった。▲四間飛車穴熊△銀冠から、先手が石田流に組み換えた将棋。1図から、後手の動きが秀逸だった。

 

△3五銀▲3八金寄△4四角

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中原が得意にした銀冠からの穴熊退治

△3五銀出が好手で3五歩ではいけない。 この銀はずっとここで威張ることになった。そして△4四角が好位置。 この2図の駒組みが秀逸で、穴熊にプレッシャーがかかっている。

2図以下▲6五桂と跳ねてきたが△6二角がぴったりの受けになった。 このあと後手は大駒を相手にせず、穴熊を直撃して勝利した。

大内八段は穴熊を多用して大活躍した。 本局は王座挑戦の晴れ舞台(当時はタイトル戦でなく優勝棋戦)だったが、中原名人の銀冠にタジタジであった。 大内先生は確か「中原さんの銀冠には参った」と言っていたと思う。