読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

将棋プロ棋士ハイライト局面ブログ|名手絶妙手鬼手奇手好手

竜王名人王将王位棋聖王座棋王NHK杯順位戦ほかプロ棋戦の名局好局熱戦棋譜を局面図で振り返るスマホで見やすいブログ

将棋局面|塚田正夫vs升田幸三1948-09-22塚田升田五番4局|その1 駅馬車定跡の序章

A09升田幸三.四代名人.史上初三冠 09月対局

 1948/09/22朝日新聞塚田・升田五番勝負第4局

塚田正夫名人」vs「升田幸三八段」

1948-09-22a_20140102112548dce.png

有名な「駅馬車定跡」は、上記の企画将棋のなか升田幸三八段のひらめきによって生まれた。 相掛かり腰掛け銀で4筋6筋の位を取り合い、先後同形となった将棋。

同形から▲2六飛と手待ちで浮いた1図が駅馬車定跡のスタート局面で、升田の目が光った。

f:id:shogifan:20160218002742j:plain

 △8八角成▲同 銀△2二銀▲7七銀△3三銀▲6六歩△4四歩▲6五歩△4五歩

1948-09-22b_20140102112549048.png

駅馬車定跡の序章 あとのカラスが先に

後手の升田八段は角を交換して銀を上がった。通常自分から角を交換するのは、相手の銀が先に上がるので損としたもの。

ところがお互いに4筋6筋を取りこんで2図になると、先手は6六銀と上がりたいが4四角!の両取りがあるではないか。

2図で先手は仕方なく▲2八飛と引くが、△4四銀▲6六銀となって手番は後手となる。 あとのカラスが先になってしまった。ここまでが「駅馬車定跡」の序章。