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将棋局面|福崎文吾vs谷川浩司1984-08-03十段戦リーグ|谷川が福崎に「感覚を破壊された」

08月対局 B{はひふへほ}棋士

1984/08/03第23期十段戦リーグ05回戦

「福崎文吾七段」vs「谷川浩司名人」 

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福崎文吾七段の将棋で、谷川浩司名人の自戦記で有名になった一局。▲向い飛車で穴熊。1図は▲7七歩に7六の飛車が△8六飛と寄った局面。先手は3四の飛車を軸にどう攻めるのかと思ったが。

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▲3二飛成△同金▲3三歩

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谷川が福崎に「感覚を破壊された」  

大事そうな飛車を▲3二飛成と斬るのが驚きの手だった。2図▲3三歩と打って、どう応じても後手は困るようだ。 実戦は2図以下、△同王▲3五銀△3八歩▲4四金△4二王▲5三金打△3一王▲3三歩△同桂▲同金△同金▲4二銀打 まで、先手勝ちとなった。

谷川浩司名人にすれば、これから寄せ合いと思っていたら、あっという間に自玉が寄せられてしまった。なので「将棋世界」誌上の自戦記で「感覚を破壊された」と題して嘆いたのだろう。

福崎さんの穴熊での寄せの感覚は、当時は特別のものだったようだ。その感覚は、その後活躍する後輩棋士達に影響しているに違いない。