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将棋プロ棋士ハイライト局面ブログ|名手絶妙手鬼手奇手好手

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将棋局面|加藤一二三vs中原誠1982-07-30名人戦8局|加藤一二三が悲願の名人獲得

 1982-07-30第40期名人戦七番勝負第8局指し直し局「加藤一二三十段」vs「中原 誠名人」

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加藤一二三十段が名人を獲得し中原名人の連覇が止まった、将棋史上で大きな一局。 矢倉▲4六銀戦法に△7三銀型の将棋だった。

1図は最終盤で、次の手で中原名人は投了した。

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▲3一銀  まで先手の勝ち

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名人交代の投了図 加藤一二三が悲願の名人獲得

矢倉シリーズになったこの名人戦七番勝負は持将棋千日手を交えて大激戦となった。 最終局となった本局、ついに終わる時が来た。 ▲3一銀と打って中原名人投了となった。 5二飛成とすぐ金を取ると詰まず、▲3一銀が手筋。以下は同玉でも、3三玉でも3二金で詰む。 加藤先生は、3三玉の変化の3二金をなかなか発見できずに苦しんだという。 中原先生は余計な手を指さず、ここで投了した。激戦シリーズの最後を締めくくるにふさわしい投了図だった。 中原先生は9期続いた名人を失い、名人交代劇などと報じらた。 加藤一二三新名人誕生となった。

神武以来の天才と言われた加藤先生だが、名人はとても遠かった。 名人・十段とあわせ二冠となったこのときが棋士人生のピークであった。