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将棋局面|塚田正夫vs木村義雄1947-06-06名人戦7局|その1 塚田正夫、名人獲得への好手

1947-06-06第06期名人戦七番勝負第7局千日手指し直し局「塚田正夫八段」vs「木村義雄名人」

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△5五歩位取り戦法で▲3四飛△5二飛の将棋。△5六飛と歩を取ってきたここで先手に用意の新手が出た。

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  ▲6八桂

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塚田正夫、名人獲得への好手

塚田正夫というとこの将棋が随一といえるほど、有名な一局。 無敵の木村名人が敗れたこと、塚田新名人が誕生したこと、内容が素晴らしい塚田会心の一局であるなど、後世に語り継がれるべき将棋だ。

1図で▲4八金上としたら、△7九馬と寄られて「ギャッ」となってしまった将棋があった。 ▲6八桂が修正の好手。飛車取りとともに7六飛まわりを消している。名人獲得への第一歩となった好い手だった。

この将棋はハイライト局面をふたつ取り上げた。2図が第一のハイライト局面。 2図以下、△4九桂成▲同玉△5八飛成▲同玉と進行。その局面が、第二のハイライト局面の前図。