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将棋局面|堀口弘治vs永瀬拓矢2013-04-21NHK杯|永瀬のねらい

 2013年04月21日第63回NHK杯1回戦第3局 

堀口弘治 七段vs永瀬拓矢 五段 棋譜 

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永瀬拓矢五段が積極的に動いた将棋。角換り腰掛銀で、▲穴熊模様に対し△3五歩の桂頭攻めが機敏だった。1図は後手、銀取りになっているが用意があった。

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△2七角

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一見さえない角打ち 見えにくかった永瀬のねらい

△2七角と打った手は、一見ただ銀にひもをつけただけの角打ちに見えた。

ところが、2図以下▲6五歩△同歩▲9九玉に△1五歩が狙いの攻め。△1五歩は、私などには全く見えない攻め筋だった。玉側の端歩だから見えにくい。

相手の香車を取ってしまえば、攻めに使えて自玉の攻めは緩和される。

 

堀口弘治七段は戦いながら穴熊に囲う戦術にでたが、永瀬五段は端を破り、先手の指し手に乗じて快勝となった。 永瀬五段は注目の若手らしい。