B{まみむめも}棋士
2016年03月20日第65回NHK杯決勝 村山慈明七段 千田翔太五段 先手番だが手が広くどうしていいかわからない局面。 「勝負の呼吸」を感じる進行だった。 ▲4五歩△3八角成▲同飛△同と▲4四歩△同歩▲8八玉 村山慈明がNHK杯優勝 ▲4五歩とじっと歩を伸ばしたのが気…
2013年04月28日 63回NHK1回戦第4局 森雞二 九段vs畠山鎮 七段 棋譜 変った出だしから▲角交換向い飛車。桂馬で8五の歩を取って開戦。 先手の次の手に「ここか」と感心した。 ▲1五歩△同歩▲1三歩△同香▲2五桂 端が急所の好手順 森が圧巻の指しまわし ハイラ…
1982-02-13 第07期棋王戦五番勝負第1局「米長邦雄棋王」vs「森安秀光八段」 森安秀光八段が挑戦した棋王戦での一局だが、奇妙な局面が出現した。△変形の石田流の将棋。先手が大きな駒得となり大優勢を思わせたが、後手は粘り強く攻め続けた。 1図のあと、目…
1983/08/04第42期棋聖戦五番勝負第5局*「森安秀光八段」vs「中原 誠十段」 ▲四間飛車△居飛車穴熊の戦い。 図は△9五歩と突っかけてきたところ。 先手森安秀光陣はバラバラで大苦戦だが、ここから頑張る。 ▲3八銀△9六歩▲9八歩△8六飛▲8八歩 だるま流の物…
2000-06-26 第58期名人戦七番勝負第7局*「丸山忠久八段」vs「佐藤康光名人」 棋譜 角換り腰掛銀で、先手が△6五歩型に対し▲4五銀とぶつけて交換になった。先手の次の一手が私にとってハイライト局面だった。 ▲5六角 栄光への角打ち 丸山忠久が名人獲得 こ…
1978/03/15-16第36期名人戦第1局 先手:森けい二八段 後手:中原 誠名人 棋譜 森けい二八段「剃髪の挑戦」と言われた名人戦の初戦から。▲中飛車の出だしから、変わった経緯で後手が角交換を狙う展開になった。△2二角と桂取りに打った1図だが、後手二枚銀の…
1982-02-25第07期棋王戦五番勝負第2局「森安秀光八段」vs「米長邦雄棋王」 棋譜 相振飛車は当時のタイトル戦では珍しかった。 9筋を破った先手が優勢と思えるが、△5四桂は攻防の手である。 先手の次の手が印象的。 ▲2八玉 森安の好手 お株を奪う「米長玉」…
1988-03-24第37期王将戦七番勝負第7局 「中村 修王将」vs「南 芳一棋聖」 タテ歩取りとなって例を見ない形となった。後手があちこち歩を突き捨ててどうやって攻めをつなぐのかと思った。 △5七銀▲5六飛△8六飛▲同 飛△8五歩▲7六飛△6五角 55年組対決を制し…