A~~天野宗歩.幕末の棋聖
1856-11-17御城将棋 「天野宗歩七段」vs「八代伊藤宗印七段」 幕末の棋聖、天野宗歩の将棋から。5筋を突き合い、後手が△5二飛とまわる特殊戦型。 先手に、かの有名な次の一手が出た局面。 ▲1八角 天野宗歩の有名な遠見の角 ▲1八角と打ったのが、あまりに…
1856-11-17御城将棋 「天野宗歩七段」vs「八代伊藤宗印七段」 その1のつづきで終盤。 先手天野宗歩が手筋の寄せを見せる。 ▲2四歩△同歩▲2五歩 天野宗歩お城将棋を制す ▲2四歩から▲2五歩のツギ歩が手筋の寄せで好手。同歩は2四歩が痛い。 2図以下△3三…
1852-11-17 御城将棋 将棋手鑑下巻第41局 「天野宗歩」vs「和田印哲」 天野宗歩のお城将棋の棋譜から。 先手引き角から角交換の将棋。宗歩が天野矢倉(片矢倉)、印哲は左美濃に囲った。 先手は角がねらわれているが、次の一手と数手先に好手が見られた。 ▲…
1833-05-19将棋手鑑上巻第04局 「久米可六」vs「天野留次郎(宗歩)」 角換りの将棋。久米可六が5筋を突いていて古典的、天野宗歩は腰掛銀で現代的。1図は▲5七角と変わった自陣角を打ったところ。 後手に驚きの手が出る。 △7二角 天野宗歩の遠大な手 飛…
1833-05-19将棋手鑑上巻第04局 「久米可六」vs「天野留次郎(宗歩)」 その1から数手後の局面。 後手天野宗歩にはねらいがあった。 △3六歩▲3八飛△1六歩 天野宗歩のねらい筋 △3六歩が巧妙なタラシ。▲3八飛は仕方ない受け。 △1六歩がねらいの一手。同歩だと、…
1833-05-19将棋手鑑上巻第04局 「久米可六」vs「天野留次郎(宗歩)」 その2からだいぶ経った局面。6六の金を5五金と両取りに出たところ。 後手に軽快な決め手があった。 △6五飛 天野宗歩の決め手 △6五飛が気持ちのいい決め手。同金は5六角の王手飛車。 以…