A04谷川浩司.十七世名人.四冠
1996(平成8)10/29第09期竜王戦七番勝負第2局「羽生善治竜王・名人」vs「谷川浩司九段」 角換りで後手棒銀からゆっくり固め合う将棋だった。 △5九角に▲6九飛と引いたところ。 とんでもない手がでた。 △7七桂 記憶に残る谷川の絶妙手 寄せの名人谷川の名局 △…
1996(平成8)10/29第09期竜王戦七番勝負第2局「羽生善治竜王・名人」vs「谷川浩司九段」 その1からの続き。 誤植に見える7七の桂馬が面白い。 ここでとどめの妙手がでた。 △6八角 とどめの絶妙手 寄せの名人谷川の名局 △6八角がとどめの妙手。グサッとわ…
1992(平成4)10/20第05期竜王戦七番勝負第1局 「羽生善治王座」vs「谷川浩司竜王」 相掛かりの終盤戦。 △4七歩成と成捨て▲同金と取った局面。 考えられない手が出た。 △5七桂 伝説の谷川の絶妙手△5七桂 詰めの名人谷川の名局 △5七桂 !? と谷川さんは打…
1992(平成4)10/20第05期竜王戦七番勝負第1局 「羽生善治王座」vs「谷川浩司竜王」 ”その1”からの続きで、超難解な終盤。 7六の飛車を▲7六角と取った局面。 度肝を抜く光景が見られた。 △6八銀 決め手の絶妙手 詰めの名人谷川の名局 △6八銀が絶妙手。こ…
1993/06/19第62期棋聖戦五番勝負第1局*「羽生善治竜王」vs「谷川浩司棋聖」 王手銀取りに後手谷川用意の手が・・・。 △4七角 谷川の絶妙手 角の中合い △4七角と飛車の頭に打ったのが絶妙手。これ以外だと7八飛と銀を取られて逆転。これで銀を取れば先手玉…
1983-06-14 第41期名人戦七番勝負第6局「谷川浩司八段」vs「加藤一二三名人」棋譜 谷川八段が▲ひねり飛車。 双方に逸機があり、形勢は二転三転した。図から先手の正確な寄せが見られた。 ▲7一角△5三桂▲同成桂△同銀左▲3六桂 玉は包むように寄せよ 21歳谷川…
1983-04-13第41期名人戦七番勝負第1局「加藤一二三名人」vs「谷川浩司八段」 棋譜 矢倉戦で、加藤名人の▲スズメ刺しに対し、谷川八段は7三銀型からのスズメ刺しという趣向。 後手番ながら谷川八段が先攻して、▲9七歩と受けたところ。このあとも谷川流らし…
1986/03/10第44期順位戦A級11回戦*「谷川浩司棋王」vs「大山康晴十五世名人」 棋譜 大山流の自陣龍にどう攻めるかだが。 ▲4二馬△5五馬▲5二歩 堅すぎた四枚穴熊 じっと▲4二馬と引く。△5五馬は天王山の馬引きだが、相手が最強穴熊とも言う金銀四枚の穴熊…
1983-02-17第31期王座戦二次予選決勝「谷川浩司八段」vs「有吉道夫九段」 戦型は、当時流行した矢倉▲2九飛戦法に△棒銀。 △2四角とぶつけられ、先手は対応が悩ましい局面だった。 ▲3五金 谷川の鬼手、歩頭の金打ち ▲3五金!とは、すごい鬼手があった。5…
1979-11-30第28回王座戦二次予選「谷川浩司五段」vs「森安秀光七段」 谷川浩司五段時代の棋譜から。△四間飛車に左美濃▲4六銀で仕掛けた将棋。先手の次の一手と三手先に感嘆。 ▲3七飛△4四角▲6六歩 左美濃での面白い飛車の引き場所 ▲3七飛と引いたのが面…
1984/07/01第05回JT将棋日本シリーズ2回戦第2局*「青野照市八段」vs「谷川浩司名人」 谷川浩司さんが定跡を発展させた功績を振り返る。 横歩取りだが、△2三歩と打つ△2三歩型横歩取りである。というわけで、1図での次の一手は上に答えが出ている。 △2三歩…
1980-10-02第29回王座戦二次予選「谷川浩司六段」vs「有吉道夫九段」 谷川浩司六段の元気いっぱいの速攻将棋が見られた一局。 矢倉▲スズメ刺し模様で△しゃがみ矢倉。先手は角を引いて歩交換かと思ったが、思わぬ手が出た。 ▲4五桂 谷川流の速攻 ▲4五桂とは…